| 延床面積 | 134.01 m² |
|---|---|
| 構造 | 木造 |
| 築年数 | 31 年 |





事前調査では、地盤の一部に沈下が見られ、基礎の割れも確認されました。そこでアンダーピニング工法を採用し、建物を水平に戻すとともに、地盤改良と同程度の強度を確保しています。
また、1階と2階の構造ラインが揃っておらず、地震に弱い部分があったため、新たに基礎と耐力壁を設けて構造を補強。これにより、以前よりも地震に強い住まいへと生まれ変わりました。

間取りは、これまでの暮らしに馴染んでいたことから大きく変更せず、内装を中心にリニューアル。デザインは奥様がお好きな北欧ナチュラルをベースに、やさしく落ち着いた雰囲気にまとめています。
リビングとDKはひとつの空間につなげつつ、ダイニングでひとり時間や仕事ができるよう、スクリーンパーテーションを設置。開ければ開放的なLDKに、閉めれば落ち着いた空間にと、暮らしに合わせて使い分けができます。

耐力壁を設けたリビングのTV背面には、その裏側を活かして物干しスペースと収納を配置。生活感を隠しながら、空間を無駄なく使える工夫です。
沈下が見られたソファ周辺には基礎を新設し、腰壁をふかしてニッチを設置。耐震性を高めると同時に、インテリアを楽しめるアクセントとしました。腰壁上部には羽目板を貼り、石目調の壁との異素材ミックスも楽しめます。

キッチンは壁付けから対面式に変更。リビングとのつながりを感じながら料理ができる配置とし、ニッチを設けてリモコンやスイッチ類もすっきりまとめました。

廊下の両端には建具を設置し、空調効率を高める工夫を。玄関側を閉じて外気を抑えつつ、必要に応じて開閉できる柔軟な使い方が可能です。
寝室につながるウォークスルー収納は、玄関側とリビング側の2方向からアクセスでき、日常動線をスムーズに。

洗面は造作洗面とし、モザイクタイルをアクセントにしました。浴室の扉位置を調整することで、階段下スペースを洗濯機置き場として活用し、家事のしやすさも向上しています。

2階は内装改修とサッシ・設備の入れ替えを中心に施工。雨漏れがあったバルコニーも新たに作り替えました。
見た目の心地よさだけでなく、構造・性能・暮らしやすさを総合的に整えた今回のリノベーション。家族がこれからも安心して暮らし続けられる住まいとなりました。