元々は、上下分離型の二世帯住宅として建てられた奥様のご実家。K様ご夫婦は長年2階にお住まいでしたが、1階に暮らしていたご両親が亡くなられたこと、奥様が定年を迎えて自宅で過ごす時間が増えたこと、さらに旦那様も定年間近となりこれからの暮らしを見据えたことをきっかけに、1階を自分たちの生活スペースへとリノベーションされました。
旦那様はこの家そのものに強い愛着と信頼を持ち、「むやみに柱を抜きたくない」との想いを大切にされていました。その考えを尊重し、構造の良さを活かしながら〝使えるものは残す〞という姿勢でプランを検討。まっさらな新築のように一新するのではなく、家の記憶を受け継ぎながら快適さを加えたリノベーションとなりました。















