施工実例

WORKS

CASE 68

受け継ぐ家に、これからの暮らしを重ねて│新潟市西区

一般住宅リフォーム
元々は、上下分離型の二世帯住宅として建てられた奥様のご実家。K様ご夫婦は長年2階にお住まいでしたが、1階に暮らしていたご両親が亡くなられたこと、奥様が定年を迎えて自宅で過ごす時間が増えたこと、さらに旦那様も定年間近となりこれからの暮らしを見据えたことをきっかけに、1階を自分たちの生活スペースへとリノベーションされました。

旦那様はこの家そのものに強い愛着と信頼を持ち、「むやみに柱を抜きたくない」との想いを大切にされていました。その考えを尊重し、構造の良さを活かしながら〝使えるものは残す〞という姿勢でプランを検討。まっさらな新築のように一新するのではなく、家の記憶を受け継ぎながら快適さを加えたリノベーションとなりました。
延床面積90.96 m²
構造木造
築年数50 年

「1階になかったLDKがほしい」「暖かい住まいにしたい」というご要望を叶えるため、台所と洋室を広いLDKに間取り変更。リビング部には床暖房を新設。窓も単板ガラスだったものを断熱性の良いものに一部入替えました。壁に向かっていたキッチンはご要望により対面キッチンに。元々洋室の天井にあった折上天井はそのまま残し、ダイニングキッチンの中心にある筋交いは構造上必要なため、あらわしにして残しています。

 

1階の水回り設備は新しいものに入れ替え。玄関ホールには、トイレの手洗いや帰宅後の手洗いに便利な手洗いスペースを新設しました。

 

玄関は凝った格子細工の天井が素敵で、式台なども使える状態だったのでそのまま残しました。天井のクロスだけ張り替えて、見た目は変わらずとも整った空間に。

PHOTO GALLERY